東京大学政策評価研究教育センター


則友雄磨氏(2019年度CREPEトレイニー)の共著論文 "Understanding pastoralists’ dynamic insurance uptake decisions: Evidence from four-year panel data in Ethiopia"(co-authored with Kazushi Takahashi, Munenobu Ikegami, and Nathaniel D. Jensen)が Food Policy にアクセプトされました。
論文では、4 年間のパネルデータを用い、エチオピアの牧畜民に対して販売されているインデックス保険の、時間を通じた動学的な需要決定要因を分析しました。特に、自らの購入経験やネットワーク内の友人の購入経験により、商品に対する知識が増加し、需要が刺激される「学習効果」や、過去の値下げ価格が参照点となり、今期の購買行動に影響を及ぼす「アンカリング効果」などに注目しています。

【参考リンク】
Food Policy