東京大学政策評価研究教育センター

東京大学オンサイト施設

東京大学経済学研究科内に「東京大学オンサイト施設」を設置いたしました。

イベント・セミナー情報一覧を見る

2023年12月26日
2023 CREPE Day
2023年12月23日
Applied Microeconometrics Conference in Honor of Professor Hidehiko Ichimura
2023年12月23日
市村英彦教授最終講義

ニュース一覧を見る

2023年12月5日
CREPE研究メンバー・澤田康幸教授の論文 "On the Stability of Preferences: Experimental Evidence from Two Disasters" (coauthored with Yusuke Kuroishi) が、European Economic Reviewに掲載されました。
本論文では、日本とフィリピンで発生した2つの災害が選好に与えた影響を、convex time budget 実験と金銭報酬を用いたmultiple price list 実験を用いて調査した。つまりフィールド実験と自然実験を組み合わせることで、災害によって選好が影響を受けるかどうか、またどのように影響を受けるかを調査することが本論文の目的である。本研究の両調査地において、災害への暴露は、社会経済的条件や災害の種類が異なっていても、中長期にわたって個人をより現在バイアスにさせるようであり、そうした実証結果は選好の測定方法にも頑健であった。まとめて言えば、著者らは、自然災害への暴露によって引き起こされる選好の不安定性を支持するエビデンスを発見したのである。
2023年12月4日
CREPE研究メンバー・山口慎太郎教授による記事「セクハラで企業が抱えるコスト 」が日経新聞朝刊・ダイバーシティ〈多様性 私の視点〉に掲載されました。
2023年11月28日
CREPE研究メンバー・澤田康幸教授の論文 "The Effect of Bank Recapitalization Policy on Credit Allocation, Investment, and Productivity: Evidence from a Banking Crisis in Japan" (coauthored with Hiroyuki Kasahara and Michio Suzuki) が、 Journal of Banking & Financeに掲載されました。
本研究では企業レベルのデータを用い、日本における金融機関への1997年の公的資本注入の効果を分析した。結果、資本注入が高生産性を持つ非ゾンビ企業と低生産性のゾンビ企業双方への銀行融資を拡大させたことが分かった。前者は理論的整合性を持つものの、後者については資源配分の非効率性を示している。高生産性企業は、融資を受けることで広告費を増大することができ売り上げを増加させたとみられる。こうした経路で高い労働生産性とTFP成長率を達成した可能性がある。

その他の更新情報

2023年10月26日
Sagiri Kitao and Kanato Nakakuni, "On the Trends of Technology, Family Formation, and Women’s Time Allocation" (CREPEDP-148)が刊行されました。
2023年10月10日
Yutaro Izumi, Daiji Kawaguchi, Sachiko Kuroda, and Taiga Tsubota, "Exemption and Work Environment" (CREPEDP-147)が刊行されました。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)関連研究情報一覧を見る

CREPEではメンバーによるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)関連の研究について情報を発信しています。
2023年1月26日
西村淸彦、肥後雅博「ポストコロナ時代の公的統計(3) ― 「今」を映す四半期別 GDP 速報の課題 ―」 (CREPEDP-137)が刊行されました。

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