東京大学政策評価研究教育センター


山口慎太郎教授の著作『「家族の幸せ」の経済学―データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』(光文社)が第41回サントリー学芸賞(政治・経済部門)に選ばれ、12月9日に贈呈式が行われました。
「サントリー学芸賞」は1979年に創設され、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門から広く社会と文化を考える独創的で優れた研究、評論活動を著作を通じて行った個人に贈呈される、歴史と権威ある賞です。



【山口教授より受賞のコメント】
若い家族の心の重荷を少しでも軽くしたいという思いで本書を執筆しました。科学的研究の蓄積は、「母親らしさ」、「父親らしさ」といった固定観念から人々はもっと自由になってよいということを示しています。本書を通じて、当センターが目指しているEBPM(根拠に基づく政策形成)の重要性についても知っていただければ幸いです。

【参考リンク】
サントリーグループ ニュースリリース:第41回 サントリー学芸賞決定
サントリー文化財団 サントリー学芸賞 選評